6月25日
昨晩は不覚にも日記を書いている途中で寝てしまった。
あとでいろいろ書き足して今日投稿しようかとも考えたが、めんどくさくなってしまったので下書き段階のものをもう公開してしまおうと思う。
以下、昨日記入分である。
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6月24日
今日は久々も久々、髪の毛を切りに行った。
はて、前回髪の毛を切ったのはいつだったか? 正直はっきりと思い出すことはできないが、多分1月か2月初めか、そのくらいの時期だったように思う。それ以来髪の毛を切らなかったものだから、もはや現在の僕の頭は「藪」と形容できるほど入り組んでしまっている。
ただ今回、これほど散髪に間を空けたのには言い訳がある。というのも、今回こそはしっかりと具体的に注文を付けようと決意したのだ。前回はなんとなく髪の毛を切りに行って特に注文を付けなかったが為に、僕史上まれにみる短髪に仕上がってしまったことに対する反省である。
そして目指すヘアスタイルはそれなりに髪の毛の長さを要するため、ひとまず伸ばし放題にしていたというわけだ。決して髪の毛を切りに行くのが面倒くさいとか、そうゆう後ろ向きな理由ではないということは強調しておこう。
そんなこんなで朝起きて予約し、午後に美容院へ行った。
今日は車で40分くらいのところにある、今まで行ったことが無い美容院をチョイスしてみた。普段よく買い物にくる所の近くに立地していたことが選出理由だ。(本当はその美容院の得意不得意や雰囲気を参考にして決めるべきなのかもしれないが、正直よくわからない。)
店舗に到着し、色々記入し、首に色々巻かれて座す。
髪を切ろうとする度に思うのは、なぜ僕はこんなに髪の毛を切るときに疲れてしまうのかということである。そういえば今まで「面倒だ、嫌だ」といいながらその理由を考えたことが無い。切っている間は暇なので、今日はそれについて考えてみることにした。
散髪・洗髪中の小一時間に色々巡らせてみたのだが、なんとなくその輪郭が見えてきた気がする。
おそらく、僕のお客力が足りていないのである。
お客力とは、その店が提供するサービスに対してどれほど感受性があるかということである(今命名)。 お客力が高いと、自分の目的に合わせてお店のポテンシャルを活かそうとした時に自分が果たせる役割が大きくなる。
例えば、コーヒー豆の焙煎所について。僕はコーヒーが結構好きでそれを趣味にしている為、おそらく一般の日本人よりはコーヒーに関する知識がある。流石に「○○農園が~」とかまで言われてしまうとあれだが、栽培国ごとの大まかな特徴や焙煎度に気を配ることが出来るくらいには情報を収集している。この場合に僕は焙煎所についてお客力がそれなりにある状態ということになり、例えばカフェインをとる目的でコーヒー豆を買う時には浅煎りを注文することが出来る。
では美容院についてはどうかといえば、
・少々乱暴だがお店を道具として見れば、その道具の使い方をどれほど知っているかという事になる。自転車のギアを使う人と使わない人の差と似たものがある。
・僕はお客になりきれないのである。なぜなら、ヘアカットに関する僕のカスタマーレベル的なものが足りていないから。
・お客力が試される。一部のラーメン屋と一緒。お客となる為に、ある程度の知識が必要な店は結構あるが、美容院もその一種であるから疲れてしまうのである。自分のレベルに合っていないから疲れるのであって、髪の毛を切るから疲れるというわけではない。
・明確な目的意識が必要。
・髪切っている間動けない。
・例えば、小麦粉から選べるパン屋で買い物をしたら、コンビニでパンを買うよりも疲れるのではないか?
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以上。ちなみに今回はいつも通りの長さに切ってもらったため、大手は振れないけれども一応は外を歩くことが出来る。僕は外見を整えない方だが、それでも髪の毛を切ることに関して受動的ではいけないようである。
昨日の僕が偉いのは、次回の予約をしてきたことである。今までに髪を切ったその日に次回の散髪を予約したことなどないが、昨日初めてそれをすることが出来た。これでむこう4カ月は頭に藪を載せずに済むことになった。
めでたい。
昨日は散髪して家に帰ってからいよいよ新居の掃除を始めた。(ちなみに先々週くらいからウダウダしていたアパートの解約は既に済ませている。)
倉庫になっていると聞いて覚悟していたのだが、想像したよりは大した量ではなさそうである。これなら十分7月末に清掃が間に合うだろう。もちろん、僕がサボらなければという話だが。
細かな設備は自分で修理できるとしても水道については問題がある。父の談によると、ここの水道管が数年前に破裂したらしく、修理の必要があるとのことらしい。
特に心配なのがトイレだ。現在は物が置かれた通路の一番奥に扉だけが見えている状態だが、ドア越しにそれなりの悪臭を放っている。もしも完全に「終了」していたらどうしよう。
他の水回りは既に確認済みで、水道を修理してバルブを交換し、念入りに清掃を行えばそのまま使えそうであった。しかしトイレには窓も無く、いまだに視認すらできていない。
とりあえずトイレに至る通路を先に片づけねばならぬのだが、その後に待つのは数年放置されているトイレの清掃なのである。端的に言って怖い。いざトイレのドアを開けて中身が蟲毒状態だったら、その場で失神して彼らに体中を這い回られることは必至である。
なにか良い方法は無いだろうか。とりあえず来週の清掃で、ドアの隙間から室内に殺虫剤を大量に注入してみることにした。トイレは新品を買って取り付けよう。そして壁紙を張り替えよう。
トイレの掃除さえ乗り切れば、後は普通に掃除するだけでよいのだ。早いとこ終わらせてしまいたいところである。
corvuscorax