10月28日
今月の21日からは、自宅から車で2時間弱走ったところにある施設で2週間の研修が行われており、今週はその二週目である。
僕の住んでいる地域は、派手に暮らそうと思わなければそれなりに過ごせるくらいに様々なサービスが整ってはいるが、いかんせん山奥であるから、県レベルのイベントがあった際には山越えをして平地まで出ていかなければならない。
不便を楽しもうというスタンスは嫌いではないが、それはそれとして不便であることがどうしようも無く憎くなる時もある。
例えば今回のように、2週間の早朝5時起き生活が必要になったりすると土地を呪いたくなる時もあるのだ。
てか、オンラインじゃダメなのか? この研修は。
小惑星アポフィスが接近
先週のラジオでこんなニュースが放送されていたことを思い出す。曰く数年後に、地球の至近を300mほどの小惑星が通過するらしい。JAXAとESAはこの小惑星を実験の好機ととらえ、惑星防衛技術確立のための実験をしようとしているのだとか。小惑星の軌道をずらして通過コースを変えようということらしい。
そんなことまでできるのか、人間には。自分のしょうも無さをよく知っており、また一応人間であると自覚している僕は、このような人間のすごさに対してフィクションなのではないかと感じてしまう。
財布を忘れてポテトをキャンセルする人間がいる一方で、遥か遠方の小さな岩塊の動きを正確に捉え、地球を防衛しようと奔走する人間もいる。多様なこの世界には、そうゆう不均衡がある。
キーボードがネバついて仕方がない
最近キーボードがネバついて困っている。
おそらくは先々週くらいにこぼした味噌汁か何かが悪さをしているのだろうが、結局掃除などせずに今日に至るわけである。味噌汁をこぼしたことも正直よく覚えておらず、ご飯を食べようとごはんやみそ汁等を机に持ってきたのだが、気が付いたらキーボードが味噌汁まみれになっていた。
おそらく自分がこぼしたのだろうが、どのような経緯でいつこぼしたのかは定かではない。さてご飯を食べようと箸を持ち、YouTubeでも見ようかとパソコンを弄った時に初めてエンターキー周辺をミソスープの洪水が襲っていることに気が付いたのである。
しばらくは使用に耐えていたこのキーボードであるが、いよいよエンターキー周りの押し心地が渋り始め、この「へこっ」とした感触がなんとなく嫌になったので新しいキーボードを購入した。
押し心地は良好である。
仕事と性格の悩み
仕事上の悩みというのは誰しもが持っているであろう普遍的な現象である。
そして、きわめて一般的な人間であるところの僕もその例にもれず、仕事上の悩みというものを生意気にも持ってみたりするのであった。
僕の新しい仕事は分野でいえば「教育」に属する分野であり、今後は他人に物事を伝えることを生業として生きていくことになるわけである。
しかし、これについて僕は重大な欠陥を持っているのではないかと最近感じつつあるのであり、それはつまり僕の言葉が軽薄であるということを僕は案じているのである。
僕は考えてから言葉が出てくるタイプではなく、どちらかというと反射的に発話するタイプである。これはつまり、何かしらの質問を受けたときにしっかりとした思案を挟まずに、表層に浮いている知識でもって返答をしてしまうということであり、これは教える側の人間としては致命的ともいえる性質なのではないかと思い始めているのである。
corvuscorax