渡るカラス:壁打ち虚無日記

現代には珍しい?ネット初心者。忘れっぽい自分こそ、日記を書くべきであると思うので始めました。読んでもらったとしてもただ時間が潰れるだけのブログだと思われます。勘弁してください。

渡るカラスなどとのたまっていますが、どちらかというと引きこもっているタイプです。 忘れっぽいというのは本当で、日々消えていく自分自身を現世につなぎ留めておくために日記書いてます。時の流れは恐ろしいもので、気が付いた時には自分の意識だけが時の流れに取り残されていく。いつまでも自分の頭の中に現在の自分を住まわせて置き続けられるほど優秀な脳みそではないので外部に自分を移植しておくことにしました。 ただ日記書くだけでは確実に三日坊主になるので、少しでも他人の目を感じられるネット上で日記を書き始めました。 私はネットも文章も初心者なので、読者が得るものは何もないとは思いますが、パノプティコンの監視員としてご協力願います。(どちらかというとシノプティコンでしょうか?) 

干支のリズム感に疑問を持って生きています

4月19日

 

 昨日とは対照的にすっきりした好天に恵まれた。

 花粉舞い散るこの季節においてこのような天気が果たして洗濯日和と呼べるのかは疑問だが、洗濯物にはもってこいなのかもしれないと思い朝一番に洗濯機を回す。

 昨晩焼いたパンとスコーンを食べて出勤するのである。

 

好天

 いい天気と言えば晴れという印象が一般的であるから「好天」と形容したが、個人的には曇りの方が好みである。

 もちろん雨漏りに苦しめられ、傘を苦手としている身として雨はそんなに好きではないのだが、だからと言って晴れが好きかと言われればそうではないのだ。

 もちろんこれは個人的な好みの問題であって、晴れの日が無ければ良いとか雨など降るべきではないといったような極端な話では無い。

 ただ気分云々の問題を抜きにすれば、水にぬれることも無く日射の有無による気温の較差が少ない体感温度が空間的に一様である)曇りという天気は、ほかの天気に比べて圧倒的に過ごしやすいのだということを言いたいだけである。

 

十二支

 ※タイトルには干支とつけたが、ここでは十二支の話をする。

 

 僕は小学生のころ干支を覚えることが出来なかった。

 正月にしか聞かない(もちろん年以外の単位として、時刻だったり方角だったりと色々使われてはいるが、当時の僕はそんなこと知らなかった。)ことからその必要性に疑問を持っていたことも一因だが、後半部分のテンポの悪さも大きな原因の一つだと思う。

 日本で支配的な十二支と言えば以下のものである。

 

子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥

 

 見覚えのある並びである。漢字だけ見ればなんとなくかっこよくすら見える。

 ただ、口に出してみると個人的に突っかかる点がある。

          ここだ

           

子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥

 

 巳と午の間、ここで決定的にテンポが崩れているように思う。

 子~巳までは平坦な道を俊足履いて猛ダッシュという感じがあるのに、午から後ろは健康マットの上をひぃひぃ言いながら歩かされている感覚がある。

 特によくないのが午~戌にかけての読み仮名が元の動物そのままであるということだ。丑寅もそうだが、ここでは目をつむる。)それでええんか君たちは。

 特に特に言わせてもらえば未はやばい。3文字・3音節も使うな。

 

 ここで問題にしているのは十二支の訓読みについてだが、音読みはどうか?

 調べてみると以下の通りらしい。

シ チュウ イン ボウ シン シ  ゴ  ビ シン ユウ ジュツ ガイ

子  丑  寅  卯  辰  巳  午  未  申  酉  戌  亥

 リズムという点ではよくなったが、今度はシ(子・巳)シン(辰・申)の二つも被りがあることが気になる。

 巳ー午間を境に前半を訓読み、後半を音読みにしてみてはどうかとも思ったが、それはそれで統一感に欠ける。

 ままならないものですね。

 

 なぜ今日の日記に干支を取り上げたのかたのかといえば、昨日読んだ地図学の本に関連がある。

 なぜ地図が干支にすり替わったのかと言えば、それは”方位(方角)”に関連している。

 上述通り十二支は方位神を表す用語にもなっている。

 十二支を用いた方角表現で最も有名なのが子午線(しごせん)だろう。子の方位(北)と午の方位(南)を結ぶ線であることからそう呼ばれる経線の別名である。同様に東(卯)と西(酉)を結ぶ緯線は卯酉線(ぼうゆうせん)と呼ばれる。

  方位の分け方はいろいろだが(最も基本的なな4方位に加え、それをさらに分割した8方位・16方位。さらに全周360度を10度ごとに区切った36方位など)十二支を用いたもので最も一般的なのは八卦と組み合わせた8方位ではないか?

 上記の子午卯酉の4方位に加え、北東・南東・南西・北西それぞれに対応する十二支由来の名称があるのだ。

 北東は丑と寅の中間であることから艮(うしとら)。

 南東は辰と巳で巽(たつみ)。

 北西は戌と亥で乾(いぬい)というのだが、個人的に問題にしたいのは南西である。

 もちろん南西も上記3方位と同様にその方角を挟む2つの十二支から名付けられているのだが、その方角は未と申の中間にあたる。

 では今までのメソッドで南西を表したとしたらどうなるか?

 未と申で坤(ひつじさる)。

 うーん……。

 

※書き終わってみると、「未」に対して散々な言っていることに気が付く。未年であることにアイデンティティーやプライドを持っている方もしくは単純に羊が大好きな方がいたら謝ります。申し訳ない。

 

出ました

 帰宅後、朝一で洗濯機を回したことを忘れて外に出てしまっていたことに気が付いた。(同居人は昼まで寝ているので、そもそも洗濯していたことを知らない。)とりあえずもう一度洗剤類を入れて洗濯機を回す。

 僕は洗濯のような、各作業間に時間差が存在するタイプの仕事が不得手である。

 これは中々大問題で、機械化や分業が進んだ現代において仕事や作業を外部に委託し管理する技能はもはや必須と言っていい能力なのであるにもかかわらず、それが欠如している。

 おそらく自分は出世できないタイプだなと思いながら日々を過ごすのだ。

 

corvuscorax