5月7日
何かと忙しいゴールデンウィークがようやく明けた。
学校を卒業してからというもの、基本的に休みでも仕事がある職業についてしまっているものだから、GWの恩恵を受けたことが少ない。
加えて、身の回りの人間についてはGW休みの者が多数だから「久々に集まろう!」なんて号令がかかりがちで、仕事だけでなくプライベートも忙しくなってしまうことが多い。
一人だけ「明日仕事だから……」と抜け出すのも悔しいので、徹夜で仕事に行ってみたりと、なかなか身体に応える数日間を過ごしていた。
勿論、友人との会合は楽しくはあった。
一昨日の話
久々に高校の面々にて集まろうという事で、仕事終わりに埼玉県さいたま市の大宮駅へ繰り出した。
今日集まったのは3名で、同じ部活のよしみだった。
16時半に大宮駅へ到着し、とりあえず一服。
焼き鳥を食べたり焼き鳥を食べたりしながら数件はしごする。(大宮駅前はやたらと串焼きの店が多いような気がする。)
4軒ぐらい廻ったのちに、M氏の提案でシーシャへ。
しばらくしてゲームの話になった。最近はまっているゲームは何か? みんなでできるゲームは何かないか? 僕は専らスプラトゥーンばかりやっているのであまり情報提供ができなかったが、僕以外の各氏はゲームについてそれなりに情報収集していると見えて話題は弾む。
ふとM氏がとあるアプリを提案する。
みんなで早押しクイズ、通称を”みんはや”というらしい。Y氏と共にその場でダウンロードする。フレンド対戦ができるということで、3名で早押しクイズに興じた。
早押しクイズ
僕は今まで早押しクイズをやったことが無かったのだが、これは中々楽しいものであると気が付かされた。
蘊蓄を垂らすことに快楽を感じながらあまりよくない生を過ごしている僕であるが、そのきらいによく合っているように思う。クイズという勝負の世界を形作ることによって知っていることを知っていると宣言することが肯定されるのである。日常会話においてあまり褒められることではない事でも、ここでは得点として積み上げてもらえるのだ。
勿論勝負の世界だから答えを知っている問題について早押しで負けると非常に悔しいのだが、スマブラで負けた時のような暗い悔しさではないので個人的には心に良い。
さらにいいことに、知らないものごとについて出題されて他人が答えた時にすら不思議な爽快感がある。
これほど一般に広まっているにもかかわらず手出ししていなかったことを少し悔やんだ。
ただ一つだけ問題がある。
早押しクイズをしていると、どうしても心拍数と体温が上がって汗をかいてしまうのである。一度上がった心拍数は中々元に戻らず、30分くらいの間ドキドキしながら過ごす羽目になってしまう。
救心でも飲んでみようか?
今日から日記再開
4日の日記にて宣言した通り、本日から日記を再開する。
これからは読んだ本の感想などを書いていってみようかななんて思っているが、正直なところ読解力や想像力には自信がない。
もし始めるとしても心の準備ができるまで時間がかかることが予想される。
ただ好きな本はそれなりにあり、それを誰かに話したい欲はあるので、これについては僕の中の欲望と自制心との闘いの結果が待たれるところである。
corvuscorax