渡るカラス:壁打ち虚無日記

現代には珍しい?ネット初心者。忘れっぽい自分こそ、日記を書くべきであると思うので始めました。読んでもらったとしてもただ時間が潰れるだけのブログだと思われます。勘弁してください。

渡るカラスなどとのたまっていますが、どちらかというと引きこもっているタイプです。 忘れっぽいというのは本当で、日々消えていく自分自身を現世につなぎ留めておくために日記書いてます。時の流れは恐ろしいもので、気が付いた時には自分の意識だけが時の流れに取り残されていく。いつまでも自分の頭の中に現在の自分を住まわせて置き続けられるほど優秀な脳みそではないので外部に自分を移植しておくことにしました。 ただ日記書くだけでは確実に三日坊主になるので、少しでも他人の目を感じられるネット上で日記を書き始めました。 私はネットも文章も初心者なので、読者が得るものは何もないとは思いますが、パノプティコンの監視員としてご協力願います。(どちらかというとシノプティコンでしょうか?) 

雨漏りにはもううんざりだよ

5月13日

 今日は全国的に雨降りらしい。

 関東地方も昨夜遅くから雨が降り始めていて、屋根に落ちる雨粒は不規則なリズムを刻んでいる。

 現在住んでいるアパートは出窓部分から雨漏りがある。半年前に管理会社に一報、数カ月前に二報したのだがいまだに修繕されない。

 しかもこの雨漏りは雨が降れば常に漏れてくるものではなく、一定の強さの雨が一定時間降り続いた時に急に滝のように漏れてくる。場所も不定だ。いつどこで起きるかわからない雨漏りには対症療法しかできることが無い。

 今朝も雨漏りがあった。ローソンかどっかで一番くじを引いて手に入れた、でっかいピカチュウのクッションがびしょ濡れになった。

 3報目をしようかとも考えたが、もう引っ越してしまうことを思うとどうでもよくなった。もう知らん。

 退去時にまだ直っていない旨を伝えてさよならすることにしよう。

 

僕は第一印象が悪いらしい

 小学校では見た目で人を判断してはいけないとも、怪しい人についていってはいけないとも教えられる。

 この二つの教えは人の印象に対する考え方スペクトルの対極であり、実際に人に印象を抱くときには程度の概念が必要になってくることは直観的に理解できる。印象とは好き嫌いの二極で示されるものではなく、もっと多元的で複雑なものだろう。

 中身を伴わぬ外身、外身を伴わぬ中身ももちろん存在するのだ。それを判定できることが最も大事なことだろうと僕は思う。

 

 それはともかくとして、どうも僕は昔から他人の目に怪しげに映ってしまうようである。

 表情・服装・姿勢・行動・その他いろいろな要因はあるだろうが、総合的に見て僕はいまいち周囲に溶け込むことが出来ていないようである。

 例えば以前の日記にも書いたように、僕は高校の入学式にワイシャツを着ずに学ラン一丁で出席しようとして大目玉を食らったことがある。

 あの時の怒られようから察するにあれが一般に悪いことであるという事はわかったのだが、なぜダメなのかは今でもわかっていない。もしもその一件が無ければ、将来に自分の子供が学ランの下にワイシャツを着ていなかったとしても、きっと僕は叱らないし注意もしなかっただろう。

 勿論、できるからといってなんでもやってもよいというわけではないし、理由がわからないことは軽視してよいというわけではない。

 たとえ自分には理解が出来なくとも、誰かが大事にしているルールには一定の尊重を示すべきなのであり、入学式の一件についてはおそらく僕が悪かったのだろうと思っている。

 TPOというものについて僕は終わっているらしいことを周りの人間からよく聞く。確かに、僕はTPOについていまだにピンときていない。

 僕自身、自分の根っこの部分で何かがひん曲がっていることはなんとなく感じていて、他人には僕以上にそれらが目に付いてしまうという事なのかもしれない。

 結果僕は人からなんとなく怪しまれるというか、警戒されてしまうというか。親しみづらいというよりも、親しみたくなくなってしまうような雰囲気があるのかもしれない。

 人は第一印象が大事だとよく言われる。

 曰く人間の脳は一度形成した印象を変更しようとしないとのことで、第一印象をよくすればそのイメージに引っ張られて自分のことをいい人間であると勘違いし続けてもらえるという事らしい。

 なんとも失礼な話だとは思うが、人間関係の希釈が進む現代においては第一印象のみがその人を表す記号になりうることという事も頷ける話ではある。

 であるとすれば、やはり第一印象は良くしておくべきなのかもしれない。他人から誤解されることを受け入れて、集団の中で有利な立場を獲得した方が損は無いだろう。

 キャラクターやペルソナと呼ばれるようなものを僕も持つべきなのかもしれない。

 

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