渡るカラス:壁打ち虚無日記

現代には珍しい?ネット初心者。忘れっぽい自分こそ、日記を書くべきであると思うので始めました。読んでもらったとしてもただ時間が潰れるだけのブログだと思われます。勘弁してください。

渡るカラスなどとのたまっていますが、どちらかというと引きこもっているタイプです。 忘れっぽいというのは本当で、日々消えていく自分自身を現世につなぎ留めておくために日記書いてます。時の流れは恐ろしいもので、気が付いた時には自分の意識だけが時の流れに取り残されていく。いつまでも自分の頭の中に現在の自分を住まわせて置き続けられるほど優秀な脳みそではないので外部に自分を移植しておくことにしました。 ただ日記書くだけでは確実に三日坊主になるので、少しでも他人の目を感じられるネット上で日記を書き始めました。 私はネットも文章も初心者なので、読者が得るものは何もないとは思いますが、パノプティコンの監視員としてご協力願います。(どちらかというとシノプティコンでしょうか?) 

米を買う

6月9日

 野菜庫を覗いたら空だった。いつの間にこんなに使ったんだろうと思ったが、先日自宅で焼き肉をしたときに「どうせならすべて焼いてしまえ」ということで野菜庫にある野菜を手当たり次第に焼いてしまったのであった。

 加えて、引っ越しまでに食べきれるか怪しく感じるほどの量が保管されていたはずの米も今日の夕食分で底を尽きる感じになっている。

 こりゃいかんということでそれらを買いに出かけることにしたのだが、せっかくならたまには農協に行ってみようと思い立って車で小一時間揺られて見知った農協へ向かった。

 到着してみると何やら車が多く「何事か?」と思ったが、今日は日曜日だから普通にこんなものなのかもしれないな。

 建物内に入り、とりあえず店内を歩いて一周する。農協は午後になると品ぞろえがまばらになってくるものであり、今日訪れたここも午前中にかなりの量を売り切ったと見えて、陳列スペースの下に敷かれている人工芝の鮮やかな濃い緑色が目立っていた。

 なんやかんやで目的の野菜類はすべて確保することが出来たので、次は米を注文することにした。

 農協にある米売り場は子供のころからよく目にしていたのだが今まで一度も利用したことが無く、本日初めて利用してみることにした。

 銘柄・脱穀方法・㎏数を指定して注文し、その場で脱穀して袋詰めしてもらえるこの感じはなんかコーヒー豆に似ているな。コーヒーも銘柄や産地・ローストの度合い・g数を指定しその場で焙煎して袋詰めしてもらうものだが、その一連の流れが互いに酷似している印象を受けた。

 スーパーで売られている米と果たしてどれほど違うのか気になるところだが、答えは明日の朝食までお預けである。

 

 ある製品にかかっている手間の総量が同じであっても、その中で自分の手間が占める割合が大きいほど良いものであってほしいと願わずにはいられないものだ。

 コーヒーでいえば、缶よりインスタント、インスタントよりドリップバッグ、ドリップバッグより自家抽出がよりおいしいと信じたくなるのである。

 今回については「農協まで行く」「様々を指定して注文する」「店員さんとコミュニケーションをとる」という手間をかけた分、スーパーで売っている米よりもおいしくあってほしいという願いを抱いてしまう。

 勝手なものだ。

 

 今週食べる分の食品は確保したが、それはそれとして来月末に迫った引っ越しに向けて準備をしなければならない。

 やだなぁ。

 そう、嫌だからこれまでに何一つ準備を進めていない。荷物をまとめもしない、引っ越し先の清掃も始めていない、これくらいならかわいいものだが未だに賃貸の解約を通知していないのはかなり問題だ。

 いったいいつになったら準備し始めるんでしょうね?

 

corvuscorax