渡るカラス:壁打ち虚無日記

現代には珍しい?ネット初心者。忘れっぽい自分こそ、日記を書くべきであると思うので始めました。読んでもらったとしてもただ時間が潰れるだけのブログだと思われます。勘弁してください。

渡るカラスなどとのたまっていますが、どちらかというと引きこもっているタイプです。 忘れっぽいというのは本当で、日々消えていく自分自身を現世につなぎ留めておくために日記書いてます。時の流れは恐ろしいもので、気が付いた時には自分の意識だけが時の流れに取り残されていく。いつまでも自分の頭の中に現在の自分を住まわせて置き続けられるほど優秀な脳みそではないので外部に自分を移植しておくことにしました。 ただ日記書くだけでは確実に三日坊主になるので、少しでも他人の目を感じられるネット上で日記を書き始めました。 私はネットも文章も初心者なので、読者が得るものは何もないとは思いますが、パノプティコンの監視員としてご協力願います。(どちらかというとシノプティコンでしょうか?) 

8月から新しい記録方法を試すことにした。

6月7日

 最近、何に対しても「頑張る」ということをしていないと思って落ち込む。

 いつの日か夢見た自分の姿は遥か彼方に飛んで行って、無様な生き様をさらす存在だけが僕をこの世に縛り付けている。輝かしい未来を夢想していた過去の自分すらもはや僕には宿っていないようで、僕は過去も未来も無くただこの瞬間だけを生きている。希望をもって生きていた過去も、希望を抱く対象である未来も僕は今持っていない。

 失敗から学ぶことができない人間である僕は、自分の自堕落や理解不足が生み出した結果を受け入れていない。なぜ失敗から学ぶことが出来ないかといえば、それは自分が圧倒的に正しいからだ。何を言われようと、どんな結果に見舞われても自分の非を認めることが出来ていない。もちろんこんなのは僕の好きな生き方ではないけれど、自分がどうあるかという”圧力”みたいなものは、どう思うか・どう在りたいかと願う力よりも圧倒に強い。

 

 後悔ばかりつづっていても仕方ないので、たまには将来への展望を考えてみることにしよう。

 この7月で現在居住している(雨漏り)アパートの契約が切れる。それに合わせて引っ越しをする予定である。(そういえば、まだ管理会社に連絡していないことを思い出したので、明日連絡することに決めた。)

 引っ越し先は賃貸ではなく、実家の持ち物の物件を有効活用させていただく形である。以前父と母が住んでいた住居で現在は倉庫になっている建物を清掃・改装して、僕が住み着かせていただくことになったのだ。

 ここならば生活音や多少の騒音について近所に配慮する必要もないなということで、日記に加えて音声でも日々の記録をとっていくことにした。文章で記録を残すという行為は非常に好みではあるのだが、どうしてもそれなりに頭を使うことは避けられない。

 「音声は文章よりも思ったことをそのまま保存できるのではないか」という説が僕の中にある。もちろん、良くも悪くも。特にワープロと音声との比較となるとそれが顕著であるような気がしていて、「backspaceの手軽さを失ったときに、いったい僕の何が残るのか?」ということが非常に気になる。

 音声は訂正に手間がかかる。ワープロでは「なんか違ったな」と思った部分を削除することは容易だが、音声は後からガチ修正することは難しい。もちろん後から訂正する旨を発言することはできるが、既に発してしまった「なんか違った事」と「訂正後」の情報は後から見ると等価なのである。

 言い間違えでなければ訂正前の発言も一度は頭に浮かんだ言葉であり「訂正したいと感じる自分」と「言ってしまった自分」のどちらが本物なのか、それを考えることもまた面白そうである。

 勿論、文章は訂正することが出来る事が良さである。自分が納得できるきれいな自分の心を見るためにはやはり「文」なのだが、そのろ過作業によって労力がかかる。何か書けそうな日でも体力が無くて書かずにそのまま寝てしまうという日もあるが、そんな日でも音声ならば記録することが出来るような気がする。そしてそれををしておけば、逆に体力が余っていても頭が”あっぱらぱー”な日には保存しておいた音声を文字に起こすこともできるのである。

 

 今日マクドナルドで「あまり気は向かないけれど、たまには期間限定メニューを注文してみるか」ということで「ガリックバター照り焼きチキン」的なメニューを注文したのだが、帰って袋を開けてみると「たまご照り焼き」的なバーガーが入っていた。マクドナルドでテイクアウトすると稀にこうゆうことが起きる。

 ただし延々と同じメニューを注文しがちな僕としては、普段注文しないメニューを試すチャンスになっていい。(とはいえ、エビマヨ的なアレルギーに引っ掛かるメニューがコンタミした場合はちょっと困る。)

 正直僕は熱処理した卵(特に目玉焼きなど、白身と黄身が明確に分かれているタイプ)があまり好きではなくて、これについても同様だった。

 同時に頼んだスパチキを食べて舌をごまかして、風呂へ入る。

 

corvuscorax