渡るカラス:壁打ち虚無日記

現代には珍しい?ネット初心者。忘れっぽい自分こそ、日記を書くべきであると思うので始めました。読んでもらったとしてもただ時間が潰れるだけのブログだと思われます。勘弁してください。

渡るカラスなどとのたまっていますが、どちらかというと引きこもっているタイプです。 忘れっぽいというのは本当で、日々消えていく自分自身を現世につなぎ留めておくために日記書いてます。時の流れは恐ろしいもので、気が付いた時には自分の意識だけが時の流れに取り残されていく。いつまでも自分の頭の中に現在の自分を住まわせて置き続けられるほど優秀な脳みそではないので外部に自分を移植しておくことにしました。 ただ日記書くだけでは確実に三日坊主になるので、少しでも他人の目を感じられるネット上で日記を書き始めました。 私はネットも文章も初心者なので、読者が得るものは何もないとは思いますが、パノプティコンの監視員としてご協力願います。(どちらかというとシノプティコンでしょうか?) 

資格勉強は娯楽だよ

5月22日

 ここ数か月間、全然勉強してないなという事に気が付く。

 昨年は資格を取るのが楽しくなってしまって10度国家試験を受験して8つ資格を取得したわけだが、今年1月に気象予報士の試験を受けてからというもの、どうやら僕の中の資格熱はすっかり冷めてしまったらしい。

 結局僕にとって資格勉強はただの一過性の趣味であって、どの資格も取得できたこと自体は嬉しいが自信にはつながらなかった。資格を持っても何か生活模様が変わるわけなく、仕事に繋がるわけでもなく、増えたのは自分の分身たるカード数枚だけだ。

 何のために勉強していたのかがわからくなったわけじゃない、ただ単純に興味ある分野の勉強をして自己満足をしたかっただけだ。ただ、その満足感は自信につながるものだと思っていたのだが、そうではなかったという事に気が付いた。

 資格には確かな実感が無かった。資格を取得すると法律上できる事と責任は増えるが、実感としては少し知識が増えただけなので「この資格を持つ自分にはこれができる」という実感は全く湧いてこない。もともと基礎的な知識がある分野(物理・化学)の資格を選択して受験したこともよくなかったのかもしれないが、資格を取得した前後の自分に全く差異を感じないのである。

 

 全くの門外であるFPとか秘書検定とかを受験していればまた心持については違ったのだろうが、それはそれで問題があるようにも思える。

 昨年取得した科学技術系の資格について取得しても意味が感じられなかったのは、その先に広がる知識や技能の海に絶望したからだ。

 よく言われるように、資格はその仕事の入り口に過ぎない。乙四があれば一人でガソリンスタンドを管理運営できるというわけではないのである。「資格を持っている」⇒「仕事ができる」は必要条件だが十分条件ではない。

 結局資格それ自体が持つ意味は限定的であり、到底取得しただけで自信が付くようなものではなく、むしろその分野について見える範囲が広がることによって無力感すら与えられてしまう。

 最初からそれなりに知識を持った状態で資格取得した場合は、いわゆる手ごたえが少なすぎてその資格に価値を見出すことが難しくなってくる。その先を見据える余裕もあるために、実際に働いた時にこの資格が本当に活きるのかを考えてしまう。

 実際、資格などこの国に法律があるから存在しているに過ぎないのであって、実際に技術を担保するのは資格ではなくて経験だ。もしペーパードライバーとタクシー運転手のいずれかに車庫入れを依頼しなくてはならないとしたら、多くの人が後者に依頼するはずだ。(この例については一種と二種という免許上差異もあるが。)

 仮に資格を取得したとしても自分はペーパードライバに過ぎないし、これらの資格を活用した職に就く予定も無い。つまり知識欲と自己満足以外に資格を勉強する理由が見当たらないという事であり、資格勉強そのものに価値を見出すことは本来困難なのである。

 しかし人間だれしも自分が頑張ったことに意味がなかったという事を信じたくはないはずであり、0から勉強した資格について意味がないと信じることはそれなりに難しい。実際には資格試験の知識で対応できる業務などたかが知れているにもかかわらず、資格をパスしたことのみに自信の拠り所を求めてしまう危険がある。

 仮に僕が最も苦手とするマナーとか金融とか、もしくは英語など語学系の資格勉強をするとしたら、全くの基礎のまたその基礎から勉強することになる。そのような今まで自分が獲得した知識の活用可能性が狭い分野の勉強は尋常ではないなストレスがかかるわけで、それを乗り越えて資格を取得できたとしたら、その実際以上に自分が優秀な人間であるかのように見えてしまう可能性がある。

 

 それはともかくとして、頭のストレッチとして資格勉強は有効であり、また試験そのものは非常に楽しいイベントなので何かしら新しい資格を取ろうと目論んでいる。

 まずは昨年取りこぼした甲種危険物、ここから攻めよう。昨年の反省を活かして、今度は関東の会場で受験しようと思う。

 化学系では毒劇物も気になる。こちらはそんなに難しくないという噂も聞くので、夏ごろまで勉強して受験してみようかしら。

 無線の上位資格を目指すのも悪くない。何年かかけて一総通を目指すのも面白いかもしれないが、英語能力が終わっているので正直自身が無い。航空通くらいのレベルなら何とか対処できるが、それ以上になってくると太刀打ちできないだろう。そもそも一総通は国家資格の中でも最難関レベルだからおいそれと手が出るようなものでもない。まずは順当に一陸特を目指すのが良いだろう。

(そういえば消防設備士を取得する必要があったことを忘れていた。危険物より先にこちらを受験すべきかもしれない。)

 

 話は変わるが、今月6日に始めた「みんはや」のランクが”1対1”・”みんなで”ともにSに上がった。幼少期から無駄知識をため込み続けた結果が出たわけである。

 しかしSに上がった瞬間、これまでの戦績が嘘であるかのように負け続けており、A+とSを行ったり来たりしている。もちろん問題のレベルも上がってはいるのだが、何よりも「早押し力」的な何かが圧倒的に足りていないように思う。

 これについては練習あるのみという感があるので、今後に期待である。

 

corvuscorax